和室の風水家相！！【対処法】

通風と換気に注意する

和室は、換気と通風に注意しましょう。居間として和室を使う場合は、掘りごたつや縁台などを取り入れて、くつろげる空間にしましょう。いちばん注意すべきことは通風と換気です。昔と違って今の家はとても気密性が高いので、湿気があると自然素材の畳はカビやダニが発生しやすくなります。昔ながらのいぐさの畳には空気をきれいにする力があります。畳の上にカーペットを敷くのは、カビやダニ発生の原因になるうえ、いぐさの自然のパワーをもらうことができないのでお勧めしません。室内が暗いと敷居につまずいて転ぶことがあるので、自然の採光が十分でないときは、照明を明るめにしましょう。敷居の段差をなくすことも重要なポイントです。

東南と西北が吉

東南の和室は大吉です。陽光が入って乾燥するうえに紫外線による殺菌効果が期待できるため、畳にとってもよい環境で和室の本来持っている良さを生かすことができます。西北の和室は日当たりがよいとはいえませんが、北東ほど寒くなく、また南西ほど暑くなくて、１年を通じて比較的温度の変化が少ない無難な方位です。和室には吉と言えるでしょう。しかし、西に大きな窓があり西日が強く差し込む場合は、よしずなどで遮光する必要があるでしょう。

床の間で「和」を楽しむ

実は床の間の起源ははっきりとはわかっていません。室町時代や鎌倉時代など諸説あります。床の間は、昔は仏壇を置くためでしたが、今では掛け軸や生け花、骨董などを飾り、季節を楽しむ場所として、純和風住宅には欠かせないものとなっています。しかし、昨今の戸建て住宅やマンションでは、ほとんど見ることがなくなりました。しかし、風水家相的には、床の間はとても大きな意味を持つので、家を建てるときは、ぜひ取り入れたいものです。違い棚や書院窓のある本格的な床の間でなくても、和のインテリアや季節の飾りつけをして楽しみましょう。床の間は西に設けて東に向けるか、北に設けて南に向けるのが理想的です。

神棚と仏壇は北が最適

和室のリビングにカーペットは不要

大地からの力を吸収するためには、カーペットは全体に敷き詰めずにテーブルやソファの下だけというほうがいいでしょう。また、素材も化学繊維などよりはなるべく自然に近いものにパワーがあります。色や柄は方位と相性のいいものを置きましょう。ただし、６畳以上のリビングの場合、方位に関わらず大きな柄物のカーペットや敷物はＮＧです。また引越しが多かったり、ご主人が単身赴任になったりする家のリビングには、派手な柄物のカーペットが敷かれていることが多いんですよ。リビングが和室の場合カーペットは不要です。全体に敷き詰めるのは大凶となります。畳自体に仕上げ材としての役割がありますし、畳はまさに自然のパワーを持ちます。